お客様のひと言から

「フェルトの帽子は暖かくていいけど、デパートや室内でかぶっていると、頭が蒸れるのよね。穴でもあけてくれないかしら。」…穴ですか?と思ったのですが、確かに冬のデパートは暖房が効き過ぎていて、帽子をずっとかぶっているのはつらい。

そこで考えたのは、フェルトを盛り込んで成型した帽子にカットワークを施すことでした。
思いついたのは2002年頃。まず直径1.5センチの半円を5個〜6個並べたのを3列、かぶる位置でその半円が持ち上がるようなデザインから始めました。
もう一つは、5弁の花びらを模したもの。深めのベレータイプで上から3分の2のところで折り曲げると、花が浮きあがってみえるようになっていました。帽子にリボンやコサージュなどを付けなくても華やかにみえ、乙女心も満足。当初私は、花ではなく半円のほうが、洋服を選ばず、どんなスタイルにでも合うイコール売れると思っていたのですが、人気があったのは9対1で圧倒的に花。

お客様のニーズに応えて、今ではクローバー、葡萄、バラ等、数種類があります。
カットワークは、入れる位置によって帽子の表情が違ってくるので、試作の段階で何種か制作します。
かぶった時にカットワークが効果的にきれいに見えて、お客さまの顔立ちが映える位置を決めます。

このカットワークは専門の方にカットしていただいています。試作の段階で自分でカットしてみたのですが、フェルトは生地が厚いため、ハサミの後が残り、切り口が汚くて、とてもお客さまにかぶっていただけるような物ではなかったのです。
単純にカットするだけだと思われるでしょうが、ハサミに迷いがあると、きれいなカットワークはできないのです。抜き型でお花の模様をつけているのかと思われる方もいるようですが、すべて手作業でカットワークをほどこしています。手作業によって、帽子にニュアンスのある表情が生まれるのです。

例年より、暖かい日が多いので、普通のフェルトの帽子を敬遠する方にも、カットワークのフェルトの帽子は人気です。
お客様のひと言から、生まれた帽子が今では、息の長い人気の帽子になっているのはうれしいですね。

実はこの葡萄模様のカットワークの帽子をかぶっていたところ、ご縁がつながって、
アーキテクトカフェ汐留の展示期間中、(11月18日(火)〜27日(木))
 ☆『「ホロスコープ」と「タロットカード」占い師『アンジェラ」との9日間』☆を
開催することになりました。
詳しい事はブログ「占い師アンジェラのささやき」を見て下さいね。
ちなみに11月22日、23日はすでに予約は一杯との事です。

そしてなんと、またまたご縁があって掲載していただくことに。
WEBダカーポ」のファッションのコーナーにも私の記事を掲載していただきました。

ご縁が、ここで繋がったの!!!?という話は尽きないので次の機会に〜。

*展示会の初日は、私もアンジェラさんも盛況のうちに無事開催することができました。
トラベルカフェにて、展示会の様子がアップされています。

 

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